S12レート最終2位 かわオフ優勝(クチートスイッチ in バンギ<化身>ランド)
| ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| バンギラス | いわなだれ | かみくだく | けたぐり | れいとうパンチ | こだわりスカーフ | すなおこし |
| ランドロス | だいちのちから | ヘドロばくだん | めざめるパワー氷 | まもる | いのちのたま | ちからずく |
| クレセリア | サイコショック | れいとうビーム | めざめるパワー地面 | トリックルーム | ぼうじんゴーグル | ふゆう |
| クチート | じゃれつく | いわなだれ | ふいうち | まもる | クチートナイト | いかく |
| ウルガモス | ねっぷう | むしのさざめき | いかりのこな | まもる | ゴツゴツメット | ほのおのからだ |
| トリトドン | だいちのちから | だくりゅう | れいとうビーム | まもる | オボンのみ | よびみず |
ORAS発売以来再び化身ランドロスを使う機会を待ち焦がれてやっと使えるようになったシーズン12レートだったのですが、一瞬で過去産再禁止になったため再び別れを告げる形となりました・・・。
レートで調整した際に何度か1位に立てて手ごたえもあったため今度こそ最終1位を狙えるかもしれないと思い、1度リセットして上記の構成で最終日付近に頑張ってみました。
最終的に1位には届かずシーズン1,5,6に続いて4度目の2位。これでもそこそこ嬉しい結果ではあるものの、最終1位を取れる人との差をまたもや感じてしまいました。
11月29日のかわオフでも使用して優勝を勝ち取れました。
XY全国ダブルで使って(http://d.hatena.ne.jp/colonel-vete/20141012/1413107681)以来僕はスカーフバンギラス+珠化身ランドロスの並びが最強だと疑わなかったため、マーク無しルールが発表された時には必ずこの並びを軸に考えると決めていました。そのため、この2匹についてはほぼ以前のままの構成で考え始めました。
同様の並びを軸に据えたため、バンギランド+サナバレルの展開を参考に残りの4体を考えることとしました。これは現在でもそれなりに戦えるパーティではあるものの、当時と違いサナバレルが流行したことからメタが貼られてしまっていることや当時はいなかったメガボーマンダが厳しいこと等から、環境に対応した新たな形を模索する必要性が出てきます。ただし、サナバレルの展開パターンはバンギランドに非常に噛み合ったものであることから、このパーティをORAS環境で使用する際の強み・弱みを分析し、そこから出来るだけ弱い点だけを改善する方法が無いかを考えてみました。
それぞれを挙げると
☆強い点
−高火力全体技で消耗した相手に対して後発からバンギラスやランドロスを1体ずつ出して削りきる展開が非常に強い
−個々の相性補完が良い
★弱い点
−展開パターンが少なく、こちらの動き方を覚えられると対応が難しい
−威嚇により繰り出しのみで確定数をずらす動きが出来ない
−先制技や素早さを操作する技が無いため、追い風入りのパーティや速いポケモンで固まったパーティに脆い(特にメガボーマンダ軸のパーティが厳しい)
となります。ここからサナバレルに代わる最適な並びとして考えついたのがクレセクチートでした。クチート自身が威嚇や先制技・全体技等の単体で欲しい要素を全て持っており、クレセリアを入れてのスイッチトリル展開と合わせればそれだけで強力な勝ち筋が増えるためです。また、この2匹共にバンギランドと縦・横両方の相性補完が良く、相性補完の意味合いでもパーティに合致していました。ちなみに以前のパーティでもう1つの展開パターンだったギャラバレルを踏襲した形も考えたものの、ギャラドスが刺さっておらず、代わりのボーマンダ等もいまいち噛み合いが悪いことから断念しました。
ここまでで出揃った基本の4体はいずれも単体性能が高いものの必ずしも対面有利を取れる場合ばかりでも無く、特にメインの勝ち筋となるスイッチトリル展開をする上で不安が残っていました。そのため、立ち回りに柔軟性を持たせるためにこの指や怒りの粉等の対面を整える技を持つポケモンが欲しいところです。一般的にこの役割で採用されるのはモロバレルですが、今回はウルガモスを採用しています。理由としては
−ゴーグル持ちの増加した環境において、相手次第で何も出来ない場合を極力避けたい
−ここまでの4体で不安の残る草タイプやクレセリア・サザンドラ等に対して打点を持ちたい
−ランドロスやクチートの技と合わせて落とすことを考えると、全体技が欲しい
−自身のパーティにトリックルームギミックが入っているため、この枠にトリパ対策が必要ない
等が挙げられます。
ここまでの5体を並べてみると大きな弱点として水技の通りが良すぎることが見受けられます。この弱点を1匹で補うことができ、またクチートに次ぐトリックルーム下でのアタッカーとしても活躍が可能なのがトリトドンでした。水タイプのポケモンだけでなくトリックルーム下でのドサイドン・バクーダ・ギルガルド等の面倒なポケモンに高打点を持てる点で非常に優秀な補完と言えます。
パーティ全体として技範囲を広げ、どんな相手と対面してもほとんど隙を見せない構成とした(ウルガモスが2つのみなのを除くと全員が3つ以上の攻撃技を持つ)のが特徴となっています。これにより数値の高いポケモン同士の打ち合いに強くなった一方で、回復技にはどうしても弱くなってしまいました。そのため、苦手なポケモンとしては回復技を持ちつつこちらからの有効打が少ないポリゴン2・ミロカロス・トリトドン、後はこちらの水対策を特性により一蹴してくるメガギャラドスが挙げられます。特に最終戦付近で両方再生持ちのポリゴン2とトリトドンが並ぶパーティ(http://sasisumemo.hatenablog.jp/entry/2015/11/18/011549)と当たった戦った時は泣きそうでした・・・。ただ、当たる頻度を考えるとこのような相手は切ってもよく、逆にこれらのポケモンが入っていないパーティに対してはどのようなジャンルでも有利を取れていたため問題は無いと考えています。
ようき
実数値:175-186-131-x-120-124
努力値:0-252-4-0-0-252
配分:A 「れいとうパンチ」でH184−B115ガブリアスを確定1発
H・D 『こだわりメガネ』持ちC178ニンフィアの「ハイパーボイス」確定耐え
満たしたい火力・耐久ラインをAS極振りで達成できるため、特に調整は行わず
持ち物:こだわりスカーフ ランドロスやクチートの技と合わせて多くの相手を縛れること、上からの全体技連打が強力な勝ち筋になると考えたため
技:いわなだれ タイプ一致の全体技でメインウェポン
かみくだく 単体への最高打点およびクレセリアへ打つ技として採用
けたぐり ガルーラ・ヒードラン・キリキザン・バンギラス・サザンドラに撃つ技 あまり交代を多用しないパーティのため連打が効きやすい方が良く、襷キリキザンに返しのアイアンヘッドで落とされるのを恐れたため馬鹿力よりもこちらを採用
れいとうパンチ ランドロスやガブリアスを繰り出しから縛れるのは大きな利点と考え採用
相手にバンギラスより遅いポケモンが多く「おいかぜ」「トリックルーム」の可能性が薄い時に選出し、中盤以降に全体技で削ること、またはリザードン・ウルガモス・ファイアロー入り等に対する先発で圧力をかけることが重要な役割となります。数値を生かして等倍までの攻撃なら積極的に受け出しができ、そこから広範囲を縛れることがこのポケモンの強みと考えています。
おくびょう
実数値:165-x-110-167-100-168
努力値:4-0-0-252-0-252
配分:C 「だいちのちから」でH167−D171ギルガルドを確定1発
基本的なギルガルドを全て縛れる火力ラインは切れず、またメガガルーラやメガサーナイトに先制出来ることが大きなメリットのため、CSに極振り
持ち物:いのちのたま 特性も相まってノーリスクで莫大な火力を叩きだせる、最も安定したアイテム
技:だいちのちから 等倍ならほとんどのポケモンを7割以上削れるメインウェポン
ヘドロばくだん サーナイト・ニンフィア・マリルリ・ルンパッパ等に強力な打点となり、大地の力が通らない大抵のポケモンに等倍以上を取れるため採用
めざめるパワー氷 ほぼランドロスにピンポイントの技なものの、霊獣ランドロスの採用率の高さから切れず
まもる 強い縛り性能を持つポケモンであるため、場の縛り関係の維持に必要
非常に安定した高火力が魅力的なため、ほぼ毎回選出します。序盤で相手にかけられる圧力の強さが試合を優位に運ぶ上で重要になるため、先発で選出することがほとんどになります。全体技等で多少削れば大抵のポケモンをランドロスで縛れるようになるため、勝ち筋がとても組み立てやすく感じました。
ひかえめ
実数値:227-x-141-138-150-106
努力値:252-0-4-248-0-4
配分: 調整先無し
多少の努力値調整により達成できるラインが見当たらず、耐久火力共に出来る限り上げたいためHCに極振り
持ち物:ぼうじんゴーグル パーティがモロバレルを誘いやすく、モロバレルと同時選出されやすいポケモンにこちらの3つの技が強く刺さるため
技:サイコショック タイプ一致の主力技、ランドロスのヘドロ爆弾との集中でニンフィアを落とすことを主に考えてサイコキネシスではなくこちらを採用
れいとうビーム ボーマンダ・ランドロス・ボルトロス・サンダー等に刺さる技
めざめるパワー地 ヒードラン(+ギルガルド・クチート・ドリュウズ・キリキザン)等に詰まず、逆に優位をとりうるため採用
トリックルーム クチートやトリトドンが上から殴る展開が刺さる際にスイッチトリル展開を行うため必須
攻撃性能を出来る限り上げた型にしたため、スイッチトリル展開をしたい時に加えて単純に技範囲が刺さっている時にも柔軟に選出することが可能となっています。基本的には高耐久を生かしたトリックルーム役としての役割がメインとなるものの、いわゆるCHALKやこれに近い形を取るパーティにはこの型のクレセリアが単体で非常に刺さるため、このポケモンを大事にする立ち回りが求められます。
ゆうかん
実数値:153-150(172)-105(145)-x-80(120)-49
努力値:220-252-0-0-36-0
配分:H・B A216霊獣ランドロスの「じしん」確定耐え
H・D C200ヒードランの「ねっぷう」高乱数耐え(87.5%)
基本的なHA極振りの最遅をベースに、ヒードランを相手に1度高確率で行動できるメリットが大きいと考えて少しDに配分
持ち物:クチートナイト トリックルーム下最強のポケモンへと姿を変えることが出来る
技:じゃれつく 生半可な耐久のポケモンなら1撃で落とせるメインウェポン 命中率が怖いものの水タイプへの打点確保としてアイアンヘッドではなくこちら
いわなだれ 炎タイプへの強力な打点であると共に、打つ技に困った際にとりあえず相手を削れる全体技としての採用
ふいうち 強力な先制技であり、削った相手にこの技を撃ちつつクレセリアがトリックルームを貼る展開が非常に強力
まもる 場の整え方次第で強さが大きく変わるポケモンであるため、トリックルームや味方による縛りを待つ際に重要
スイッチトリル展開の有無に関わらず、単体性能を生かして軸としてほぼ毎回選出するポケモンになります。基本的には中盤以降の不意打ちによる縛りやトリックルーム下で暴れることが役割になるものの、威嚇や高火力による強い圧力を生かすために交代前提で先発に置くことも多々発生します。
ずぶとい
実数値:191-x-122-158-127-124
努力値:244-0-204-20-12-28
配分:H・B A194メガガルーラの[おやこあい]「すてみタックル」確定耐え
A197メガボーマンダのA1段階下降[スカイスキン]「おんがえし」高乱数耐え(93.8%)
A146ファイアローのA1段階下降『こだわりハチマキ』「ブレイブバード」高乱数耐え(93.8%)
H・D C222ギルガルドの「シャドーボール」確定2発耐え
S 最速60属+1 準速70属+2
基本的に攻撃を引き寄せてサポートすることが役割となるため、最低限のC・D・Sを確保しつつのHBベースで配分
アイテム:ゴツゴツメット ガルーラ等に触らせることで簡単にダメージを稼ぎ、他のポケモンの技の圏内に入れて有利を取りやすくするため
技:ねっぷう 隙を見せた相手をある程度削れるタイプ一致全体技
むしのさざめき 打点が不足しがちなクレセリア・サザンドラ等を大きく削れる技
いかりのこな 味方の行動を通すためのサポートという役割上必須の技
まもる このポケモンを切るタイミングをずらすことができ、場を整える上で重要な技
バンギラスの選出ではうまくスイッチトリル展開に繋げられなさそうな相手への対応として、またクレセリアを選出しない際に怒りの粉サポート軸のビートダウンとして展開したい時に選出します。基本的に序盤で場を整えて退場することが役割のポケモンになるため、先発で出すことがほとんどとなるでしょう。
れいせい
実数値:215-x-96-154-102-39
努力値:228-0-60-220-0-0
配分:H・B A172メガクチートの[ちからもち]「じゃれつく」確定耐え
H・B A211ドサイドンの「てだすけ」『いのちのたま』「じしん」確定耐え
H・B A211ドサイドンのA2段階上昇「じしん」高乱数耐え(87.5%)
C 「だいちのちから」でH186−D85ドリュウズを確定1発
トリパのドサイドンの処理を任せているため最遅は必須。トリル下のアタッカーとしての役割や他のポケモンとのシナジーを考えると火力が欲しいため、最低限打ち合いに欲しい耐久を確保しつつのHCに近い配分。
アイテム:オボンのみ 水タイプに対して役割を遂行する上で出来るだけ長く居座りたいため
技:だいちのちから タイプ一致のメインウェポンであり、トリックルーム下でヒードランやギルガルドに打点を持つことが重要
だくりゅう ランドロスやクチートの技の圏内に入れることができ、刺さりやすい水タイプの全体技
れいとうビーム ボーマンダやボルトロス等を見る他、苦手な草タイプに一矢報いる技
まもる 相手の水タイプを処理する前に落とされないことが役割上重要
補完としての役割の通り、水タイプのほとんどやドサイドン・メガバクーダ、トリックルーム絡みのギルガルド・クチート等に対して積極的に選出します。相手にこれらのポケモンが入っている際にかなり優位に立つことができ、また選出されない場合でも他のポケモンに味方が刺さるため多くの場合問題ありません。
【選出・立ち回り】
出す4体の組み合わせは構築段階である程度決めているものの、出す順番(先発を誰にするか等)については試合ごとに相手の選出を見て柔軟に変える必要が出てくるため、いくつかの例のみを紹介。基本的には相手が通そうとする勝ち筋に隙を見せない並びを消去法で選んで決めることになります。
- 基本選出1
ウルガモスランドロス+クレセリアクチート
CHALK等の一般的なガルーラスタンに対して最も多い選出。出来るだけランドロスの技を通してアドを稼ぎつつ中盤でクレセクチートのトリル展開にスイッチ。
- 基本選出2
クチートランドロス+クレセリアバンギラス
バンギラスが刺さっているガルーラスタンやサナバレル系統に対して多い選出。クチートは一度下げて終盤のスイットトリル展開に取っておくことが多いものの、ガルーラ・サーナイト・ニンフィア・バンギラス等のクチートが刺さるものの隙は見せられないポケモンと対面すれば積極的にアドを稼ぎに行く。
- 基本選出3
バンギラスランドロス+ウルガモスクチート
中速以下のポケモンが多くスイッチトリルよりビートダウンの方が刺さりそうな相手に行う選出。バンギラスを初手でウルガモスに交代することや最初からウルガモスを出すことも多い。
- vs水ポケモン入り1
クチートランドロス+クレセリアトリトドン
相手に水ポケモンがおり、スイッチトリル展開をしたい時の選出。水ポケモンがミロカロスの場合はクチートは後発に置き、代わりにクレセリアが先発。vsバンドリマンダでもこの選出をすることが多い。
- vs水ポケモン入り2
クチートランドロス+バンギラストリトドン
相手に水ポケモンがおり、ビートダウン展開をしたい時の選出。ニョログドラの場合の雨にはこちらで選出することも。
- vs雨(主にニョロルンパ)
クチートクレセリア+バンギラストリトドン
基本的にはトリトドンやバンギラスで雨をケアしつつスイッチトリル展開。ナットレイがいる場合にはウルガモス、フェアリーポケモンがいる場合にはランドロスをどれかに代えて選出。
- vsリザードン入り
バンギラスクレセリア+クチートランドロス
通常時にはバンギラス、トリル下ではクチートの岩雪崩でリザードンを牽制することを想定した選出。トリルをしない場合は最終的にバンギラスを残すかリザードンをクチートの不意打ち圏内に入れるかを意識して立ち回る。
- vs純正トリパ
ウルガモスランドロス+クチートトリトドン
初動でなるべく圧力をかけ、トリル下ではクチートやトリトドンで打ち合う。トリル下でクチートやトリトドンが不利を取ると判断した場合(主にメガユキノオー入り等)はクレセリアを選出してトリル返しを狙う。
- vsドーブル入り等の害悪系
バンギラスランドロス+クチートクレセリア
特に対策を仕込んでいないので砂と岩雪崩を駆使して試行回数を稼ぎつつ運ゲする。怯み・回避・即起き等の可能性を併せれば6割ほどは勝つことが可能。
以上です。
自分はプレイングにはあまり自信が持てませんが、パーティパワーの高さから最終的な勝ち筋がイメージしやすいパーティのため選出から序盤の動かし方までをあらかじめ決めておけばとても扱いやすく感じました。夢化身ランドロスが使える環境はとても楽しかったです。また使えるようになったらパーティを考えてみたいところですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。





